インタートラベラー 神話と遊ぶ人2009年09月09日 02:20

見てきました。

鴻池朋子。幾つかの美術館で見てきた方です。 今までは、色々な作者の作品の中に1品(例えば、第4章 帰還—シリウスの曳航とか)がある状況で見てきたからかもしれませんが、とても少女的な作者なのかと思っていました。

今回の作品展は、もう少し違った気がします。 同じ地球だけど何億年もずれた世界、その世界を深く想像し旅するような展示が、順序だって配置されていました。部屋ごとに区切られた展示の中で、視覚だけでなく、聴覚、嗅覚(百合の香り)、触覚(狼の毛皮)をつかって、作品を感じる構成になっていました。

ひとつひとつの作品や順序づけの意味は僕には分かりませんが、でも作者が持っているゴボッとした塊の脇を静かに歩くことができたのだと思います。自慰的すぎず、かと言ってパブリックでは決してない。冷たいだけでなく、暖かさも感じられる。 仕事が忙しいためか、そういう世の中なのか、歳なのか分かりませんが、一方向に何かを信じて幸せになる事が、少しの時間でも難しくなっていました。好きか嫌いかと言われると、好きでも嫌いでもないですが、悪くない展示会でした。元気をもらって帰れた展示会でした。

あと、閉館1時間前に入ったので、夜割(50%off)でした。とても、ありがたいです。また、帰ってネットを見てみると、動画での展覧会紹介があがっているのに驚きました。時代ですね。