フリーランチの時代2008年08月09日 15:26

読了

  • 5つの短篇小説
    • フリーランチの時代は、短絡的すぎな気がします
    • Live me Meは、戸田誠二のキオリとの違いが興味深いです
    • Slowlife in Starshipは、銀河鉄道999のような人々
    • 千歳の坂もが、一番好きです。
    • アルワラの潮の音は、うーん。ホラー?

安瀬眉子と共にいる家族が、宇宙家族カールビンソンを思い出させてくれます。そういう安心感が、好きです。

この本の帯には、「僕たちの幼年期の終わりがやってきた!」と書かれていました。偶然、この本を手にとる前に、光文社の幼年期の終わりを読み終えていたので、興味深く読みました。

ただ、幼年期の終わりと比べると、フリーランチの時代は、短絡的な気がします。最後の1文を表すのに、幼年期の終わりでは1部をついやしていると思うし。

うさぎドロップ2008年03月02日 23:46

読了。

この物語にあるのは幸せな世界なのかもしれません。これは、岡崎京子、内田春菊や安野モヨコにもない世界なのだと思います。

神聖化しているりんちゃんがかわいいのが仕方がないとして(笑)。 一見軽そうに見える大吉が、とても家族愛のある行動をとるのが それを産んでいるでしょうね。あの家がそのキーなのかもしれません。

ただ、小学校や母親などを軸にして、今後の話を どこに向かわせるのかが気になります。 何ももたない幸せを、大事にしてほしいですね。

アンダーカレント2008年02月24日 23:35

読了。

静かに一枚ずつ身を削いでいく。そんな話でした。季節でいうと秋のイメージ。サブ爺とか、探偵とか、背表紙を外した所のイラストとか。ほんわかした所が多数あるのですが、根底に流れるのは小さな傷。忙しい日常だと忘れてしまう古い傷。

その傷とほんわかさの為か、めぞん一刻を思い出しました。

作者は男性ですが、女性が読むとどう思うのだろうかと思う。例えば主人公の人は男性視点からの女性ではないのだろうかとか。彼女はCharaのDucaを歌うのだろうか。