もののふの心 at サントリー美術館 ― 2021年10月26日 09:32
先週末、サントリー美術館に、もののふの心展を観に行きました。
きっかけは、アートシーン。刀剣と絵巻物とを合わせて展示し、刀剣にまつわる物語とともに楽しむ展覧会とのことで、興味を持ちました。
小学生の子供と観てまわったのもあり、一つ一つを細かく観ることはせず、 子供が、興味を持ったところを中心に観ていきました。 以下の印象に残ったものになります。
1つ目の具足は、兜から突き出た大きな2つの角が、迫力でした。 写真で観たことはありましたが、実物を観ると、若々しく力強く、威厳を感じました。
2つ目は、祇園祭の長刀鉾です。 此方も映像では観たことがありましたが、見上げる形で展示され、こちらも迫力がありました。 加えて、祭を受け継いでいるという事を思うと、 時と共に生きているモノだなぁと思いました。
それ以外にも、螺鈿を飾ったモノや、クリス、三鈷柄剣など、幅広い品揃えがあり、 楽しい展覧会でした。
展覧会のあとは、芝生公園で、おやつを食べ、ゴロゴロ。休日の午後をのんびり過ごしました。
あいちトリエンナーレ ― 2013年10月14日 21:29
10月の最初の週に、夏休みをとり、あいちトリエンナーレに行ってきました。ブログを更新するのも、前のトリエンナーレぶりです。お昼過ぎからの出発なので、愛知芸術文化センターと、長者町エリア、白川公園エリアを巡ってこようと思っています。
愛知芸術文化センターでは、以下の作品が興味深かったです。 今回は「揺れる大地」のテーマ?からか、大震災をふまえた作品がとても印象に残りました。 特に、神社は、構造物(目に見えるモノ)として目の前に現れると、TVなどで見てきた原発よりも、より考えされるモノになりました。
- ダン・ベルジョブスキ(展望回廊の窓に広がる、ラグガキ)
- Aernout MIK(ダンボールの壁とビデオ映像)
- フィリップラメット(不思議な写真)
- ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・サニ(愛知と、福島とのビデオ映像)
- ハンフェン(浮遊する都市)
- 宮本佳明(福島第一原発神社)
長者町エリアでは、何といっても「横山裕一」。希望というと、大袈裟かもしれませんが、これもまた説明より体感が先にくる作品でした。後は、「STUDIO TUBE」「ケーシーウォン」。高校生か大学生のノリを大掛かりで作品にした感じ。酷い(笑)けど、印象深いです。
白川公園でトリエンナーレを終えた時に、カップルがベンチに座っていたり、犬を散歩させている人がいたり、演劇?の練習をされていたり、銀杏を落としていたり。幸せな時間を過ごせたと思えた日でした。
あいちトリエンナーレ ― 2010年09月07日 13:22

先週から夏休みなので、あいちトリエンナーレに行ってきました。
会場には、名古屋駅から歩いて向かいました。まっすぐ歩けば着くだろうとタカをくくっていたのですが、道を間違えたりし2時間くらい暑い夏の陽射しの中を、フラフラになりながら歩いしまいました。 お昼過ぎの栄に着き、甘味処で梅昆布のお茶漬けを頂き、そこでようやく生きた心地を得ることができました。
幾つかの会場のうち、その日に見たのは、愛知芸術文化センター(オアシス21)と名古屋市美術館の2箇所です。記憶に残った作品は以下になります。括弧内はオイラのメモです。自分は、ビデオ作品より、立体的なモノの方が好きな様です。
- 松井紫朗(巨大なヘチマ)
- エクトール・サモラ(パックマンのモンスター)
- ジャン・ホァン(Hero No.2)
- 島袋道浩(漁村)
- オー・インファン(お香の文字)
- トム・フリードマン(ドットの人)
- ジラユ・ルアンジャラス(無垢な彫像)
入場券販売所ではだいぶ混んでいたのですが、会場内は自分のペースで見て歩ける程度には空いていました。特別なイベントの為か、普段の美術館より家族連れが多かった気がします。そこは国際芸術祭、会場にはスタッフも大勢おり、落ち着いて作品を見ることが出来ました。
あと、トリエンナーレとは別ですが、名古屋市美術館の常設展に「おさげ髪の少女」が展示されていました。不意だったのですが、こちらも心やすまる作品でした。
最近のコメント