夜の来訪者2008年01月06日 23:01

読了

閉じ込めた空間と固定されたキャラクターがとてもわかりやすかった です。160ページをテンポ良く読め、一呼吸置いた所に一気にラストが立ち上がる為でしょうか、不思議に明るく感じました。特に、若いシーラが実直に反抗している所とかが、好きです。

格差の大きさは、1912年のイギリスの方が2008年の日本より大きかったのだと思いますが、現代の話としてもありうる家族像&社会像ではないかと思いました。情報と信頼という観点でみても、今に生きる話でした。

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