multi monitor windows guest vm on qemu/kvm ― 2021年10月14日 18:55
WindowsをKVM の仮想マシンで使用しています。 ホスト環境は、マルチモニタなのですが、 Windowsの仮想マシンで、マルチモニタを使ってなかったので、 その設定をしました。
VMの画面表示などを行うため、Spiceで接続します。 そのSpiceのページ(Spice with multiple monitors)に、 マルチモニタの設定方法が、明記されていました。:D
- Guest requirements Both Windows and Linux guests should be configured with a QXL video device and a spice vdagent to take full advantage of the multiple monitor functionality.
- Guest QXL Configuration One major difference between Linux and Windows QXL devices is that the Linux QXL driver supports multiple displays (up to 4) with a single video device, whereas the Windows QXL driver only supports a single display for each video device.
(意訳)
- Windows, Linux VMとも、QXLビデオデバイスとSpice vdagentを設定する事
- Windows VMでは、1つのモニタ毎に 1つのQXLデバイスを用意する事
- Linux VMでは、1つの QXLデバイスで 4つまでのモニタに対応
上記から、Windows VMを 2つのモニタとするには、2つのQXLデバイスを用意、その後、例えば、Ubuntuでは、リモートビューアー(Remote Viewer)を起動し、Spiceで接続します。それで、2つのリモートビューアーウィンドウで、2つのモニタとして接続することができます。
vdagentは、SpiceのDownloadからダウンロードします。 spice-guest-toolsをインストールすれば、QXL driverや、Spice vdagentもインストールされると記載されています。
インストールし再起動すると、ホストのファイル(gnome on ubuntu)から Spice経由のリモートビューアーで表示したWindowsに、ドラッグ&ドロップで ファイルをコピー出来るようになりました。逆方向は、できませんでした。
[プログラムと機能]に、[SPICE Guest Tools xxxx]がインストールされています。 [サービス]には、SPICE VDAgentが起動するようになっていました。
マルチモニタだけなら、インストール不要です。
補足までに。マルチモニタの調査時に、QXLではなく、virtioのモニタを使用すれば良いかと考えました。以下から、virtioのドライバをダウンロードして、headを 2に設定して検証しました。しかし、head を 2に設定したためか、Windows OS起動時にブルースクリーンになった為、head 1に戻しました。
もののふの心 at サントリー美術館 ― 2021年10月26日 09:32
先週末、サントリー美術館に、もののふの心展を観に行きました。
きっかけは、アートシーン。刀剣と絵巻物とを合わせて展示し、刀剣にまつわる物語とともに楽しむ展覧会とのことで、興味を持ちました。
小学生の子供と観てまわったのもあり、一つ一つを細かく観ることはせず、 子供が、興味を持ったところを中心に観ていきました。 以下の印象に残ったものになります。
1つ目の具足は、兜から突き出た大きな2つの角が、迫力でした。 写真で観たことはありましたが、実物を観ると、若々しく力強く、威厳を感じました。
2つ目は、祇園祭の長刀鉾です。 此方も映像では観たことがありましたが、見上げる形で展示され、こちらも迫力がありました。 加えて、祭を受け継いでいるという事を思うと、 時と共に生きているモノだなぁと思いました。
それ以外にも、螺鈿を飾ったモノや、クリス、三鈷柄剣など、幅広い品揃えがあり、 楽しい展覧会でした。
展覧会のあとは、芝生公園で、おやつを食べ、ゴロゴロ。休日の午後をのんびり過ごしました。
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