東京写真美術館 ― 2008年01月15日 00:19
思っていた以上に込んでいました。学生さん達かな。
三つの展覧会が開催されていました。その中で、土田ヒロミのニッポンが一番重く力強く個人的でした。文化、歴史、暴力、支配、社会、地方、村、母。あらがいながら静かな明るさなを持って、生きる人を捉えていると思いました。
スティルアライヴは、外に広がることを意識した作品で、どれも面白かったです。母性よりも女の子としての映像/音楽、ワークショップの公開、風俗嬢に見つめられる自分、すぐ外でビールを飲める作品。年齢が高い方が面白いですね。
文学の触覚は、ちょっとイケてなかったっす。作品というより、試作製品展示という感じで。システムと同じで作品はIN/OUTだけど、OUTに作者の気持ちが伝わってこない感じで自分は楽しめなかったっす。でも、音と光で詩を表現する作品とか、影踏みのように動物たちが光に現れる作品とかは、温かみが感じられれて良かったです。
後、ポリスボックスの場所を聞かれて、反対方向を教えてしまった方。ごめんなさい。
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